2025年度
獣医学部へ行こう
「入試の最終チェックポイント」 Vol.5
獣医学部へ行こう!事務局です。
さて、12月に入り、総合型選抜や学校推薦型選抜の結果も出揃ってきたことでしょう。いよいよ共通テストや一般選抜試験に向けて本格的な追い込み期間に突入しました。今年は暖かい日も多く、寒暖差が大きくなっていますので、自律神経の乱れや、体調不良をきたしやすい状況ですので、インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症だけではなく、風邪などひかないよう健康管理には十分注意をしてください。外出後はうがい手洗いを心掛け、受験本番に向けて体調を崩さないように気をつけてください。限られた日にちで効果的な学習を励行し、第一志望の大学に向けて精一杯頑張って、悔いのない受験をして下さい。
今回は「入試の最終チェックポイント」として獣医学部の国公立大学と私立大学ごとに注意すべき点をまとめました。
資料につきましては、メディクールよりご提供頂いています。
【国公立】
国公立大学獣医学部をレベル別に分類すると2次試験配点が高く、数ⅢCおよび理科2科目が必要になるという部分でも東京大学と北海道大学が最難関と言えるでしょう。それに次いで、同様の2次試験の科目負担がある東京農工大学と大阪公立大学が難関となっています。今期の入試の大きなトピックとしては、鳥取大学と岐阜大学が2次試験において数ⅢCの出題をするようになったことです(岐阜大学は数ⅡBまでの範囲と選択可能)。国公立獣医学部は共通テスト配点の高さが大きなポイントであり、先行逃げ切り型が必勝法でした。しかし、2次試験の科目負担が増えることで、2次試験での逆転の可能性も若干上昇するでしょう。それを顕著に表しているのが鹿児島大学です。同大学は2023年度入試より、共通テスト比率の高いa配点(共通テスト900点・2次試験600点)と2次試験比率の高いb配点(共通テスト450点・2次試験1200点)を導入しました。募集定員はそれぞれ10名ずつですが、2023年の出願者数はa配点33名、b配点197名、2024年はa配点21名、b配点245名と圧倒的にb配点の出願者が多くなっています。これは2次試験での逆転を目指す受験生の多さを示しており、それだけ他大学含め共通テストの結果で合否が決まってしまっていることを物語っていると言えます。
前期試験の共通テストボーダーは、得点率80%ラインになりますので、まずは共通テストでの高得点に向けて頑張ってください。後期試験も見かけ上、高倍率となりますが、欠席率の高い試験でもありますので、1点でも多く取れるよう最後まで諦めずに頑張りましょう。
【私立】
私立大学は大学ごとの出題傾向に大きな特徴があります。よって、それぞれの傾向を把握することが合格へのポイントになります。今回は特別にメディクールの講師陣が作成した私立6大学の傾向分析資料をご用意しましたので、参考にして本番に向けた対策に役立ててください。
最後に下記の入試チェックポイントもご確認ください!
① 計画!入試カレンダーを作成し、入試までの学習スケジュールを立てる。
② 継続!復習を徹底して勉強の習慣を作り、自分なりの学習法を確立する。
③ 実戦!志望大学の過去問レベルの問題を時間内で解けるようにトレーニングする。
④ 不撓!模試の結果が悪くてもあきらめずに学習を続ける。
⑤ 不屈!2期・後期試験も十分にチャンスがあるので3月まで学習を続ける。
合格を心よりお祈りいたします。
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