イメージしている憧れの獣医師である大動物、小動物の臨床に進みます
北里大学 獣医学部 獣医学科 5年生
島岡 孝匡
Q1、北里大学獣医学部および所属学科を志望された理由は何ですか?
高校の時に豚熱による被害が拡大し、たくさんの動物が犠牲になってしまった事実を知り、実際に自分が獣医師になり、将来犠牲になるかもしれない動物を救いたいと考え志望しました。病原体の伝播を防ぐために、罹患していないかもしれない動物までもが殺処分されている現実はとても悲しい事実だと思いました。
Q2、印象に残っている授業・実習を教えてください。
非常に専門的な内容まで盛り込まれ、また、学生のことを考え、エ夫が凝らされた授業が多く、先生方も熱心に指導してくださるので、強く印象に残っている授業ばかりです。
獣医解剖学実習
獣医解剖学は、専門科目の中でも2年生で中心的に学ぶ動物の体の中の構造を理解する学問です。実際に貴重な動物を用いて解剖を行うためとてもインパクトがあり、獣医学部に来たことをとても実感する学問です。手術を行う際にも必ず必要になります。
病院経営学、エキゾチックアニマル
この二つの科目は両方が選択科目であり、必須単位ではないです。前者は今の動物病院の現状について背景なども含めて幅広く学ぶことができます。後者は他大学にもなかなかないエキゾチックアニマルの診療について学ぶことができます。実際に臨床の現場で診察している先生方の話は、面白くとても興味深い内容でした。
広い背景を含めて学ぶことができます。
毒性学実習
獣医師になる上で必要な知識は、動物に対するものだけではありません。人に危害が加わる可能性がある毒物や、植物についても詳しく学びます。実習では動物が発生する上で危害が加わる可能性がある物質について実際に標本を作りながら学びます。獣医学は本当に幅広いということを実感する学問でした。
Q3、十和田での生活についてお聞きします。どのような学生生活ですか?
また、十和田のここが好きということがあれば教えてください。
十和田での学生生活全般
十和田キャンパスは周りに沢山のアパートがあり、学生のほとんどが大学から徒歩圏内で生活しています。そのため、同級生や先輩と関わる機会が多く、より深く交流することができます。これは大きな特徴だと思います。
I love十和田~十和田のココが好き!~
〇観光地・スポット[ 官庁街、八甲田山、奥入瀬渓流 など]
春は日本100選にも選ばれている十和田官庁街の桜がとても綺麗です。ライトアップや屋台もあり、かなり賑わいます。
夏は奥入瀬渓流の緑がとても美しいです。十和田湖までの道のりは散策できる通路や滝などもあります。
秋は八甲田まで足を伸ばすと、とても美しい紅葉を見ることができます。また、奥入瀬渓流も標高によって絨毯のような紅葉が楽しめます。
冬はキャンパスから1時間以内の場所に行くつかスキー場があり、ウィンタースポーツを楽しむことができます。
また、十和田美術館はとても評価が高く、市内にもおしゃれなカフェが多数あります。そのため自転車圏内にもスポットが沢山あります。
〇名産品・食べ物等[十和田バラ焼き、馬刺し]
十和田のB級グルメと言ったらバラ焼きです。タマネギと牛バラ肉の相性が抜群です。
馬刺しはなめらかで味を追加しなくても、ごま油のみでもおいしくいただけます。
〇十和田の人々[優しい方々が多い]
地元愛が強く、大学生に対して優しいです。
比較的歴史が長い店舗も多いです。
Q4、十和田キャンパスの施設や設備で一番利用する場所、お気に入りの場所はどこですか?どのようなときに利用するか、どうしてお気に入りなのかなどの理由もご紹介ください。
V1号館のエレベーターホール、ラウンジでたまに勉強します。
夕焼けが見える時はとても綺麗です。
また馬場や羊舎、牛舎は通常は中には入れませんが、散歩で出会うと癒されます。
Q5、受験生の方へ獣医学部の魅力、北里大学の魅力などと共にメッセージをお願いします。
十和田キャンパスは都会にはない魅力が沢山あります。獣医師を志す、自然、動物が好きな人にとってはたまらない場所だと思います。
特に北里大学はエキゾチックアニマルを含め、各分野で有名な先生が講義してくださり、とてもバランスが良く、選択肢が大学だと思います。長く大変だと思いますが頑張って乗り切って下さい!応援しています。
Q6、就職が決まっている方、就職希望先が決まっている方は、以下もご回答ください。
就職先(希望先・分野)
就職先はまだ具体的には決まっておりません。
イメージしている憧れの獣医師である大動物、小動物の臨床に進む予定です。
希望理由
イメージしている憧れの獣医師像だから
就職活動(どのような活動をしましたか?予定していますか?)
小動物病院、NOSAIなどで実習しようと考えています。
後輩・受験生にメッセージをお願いします
大学生のうちに実習などを通して獣医師のさまざまな世界を知り、価値観を広げることは大切だと思います。