付属牧場富士アニマルファームでの
実習を経験して
日本獣医生命科学大学 獣医学科
A Iさん
私は付属牧場実習での貴重な体験を通じ、産業動物獣医師の仕事と、その難しさを学ぶことが出来ました。実習では搾乳、畜舎作業などの牧場作業だけでなく、実際の牛を使った身体検査や直検、採血など獣医学生として勉強になることが非常に多かったです。自らの手で大動物と触れ合うことで、小動物とは違った接し方について学習できたように思います。また、特別講義では、農業共済の産業動物獣医師の先生による現場での検診について、実演を交えながら教えてもらうことが出来ました。現場の獣医師がどのように動物と接しているのか、実際に目にすることが出来た事は非常に貴重な経験となりました。私はその特別講義において、妊娠している牛の直検で胎児の頭を触ることができ、とても感動しました。産業動物獣医師は多くの生命の誕生に関わることが出来る一方で、動物の死にも深く関わり、生死をコントロールすることが必要な難しい職業であると痛感しました。同時に、経済や産業に貢献することの出来るやりがいのある職業であると強く感じました。
実際に自身の目で見て、触れて、学ぶ事のできた付属牧場実習は、私にとって非常に有意義な実習になりました。今回の実習によって得られた経験や知識を今後の勉学に活かしていきたいと思います。
詳細は・・・
https://www.nvlu.ac.jp/veterinary-medicine/report/student-004.html/