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獣医学部入試のポイント

2023年度
獣医学部へ行こう 
「入試のポイント」 Vol.3

juuigaku.net事務局です。獣医学部入試に関わる様々な情報をご提供致します。資料につきましては、大阪医歯学院よりご提供頂いています。

前回は、私立大学獣医学部入試についてお話しました。今回は、国公立大学獣医学部について下記の通りまとめました。

1)国公立大学獣医学部のレベル

国公立大学獣医学部をレベル別に分類すると
①Aゾーン 北海道大、東京大
②Bゾーン 東京農工大、大阪公立大
③Cゾーン 帯広畜産大、岩手大、岐阜大、鳥取大、山口大、宮崎大、鹿児島大
の3つのグループに一応分類できますが、前期試験の共通テストボーダーでAゾーンは85~89%、Bゾーンは84~85%、Cゾーンでも80~83%程度です。

各大学の前期試験・後期試験ともに共通テストの比率が2次試験よりも高い大学が多く、まずは共通テストで高得点を稼ぐことが課題となります。東京大、岐阜大・大阪公立大と鳥取大は後期試験を行っていません。標準は、共通テストの英語の取り扱い比率が様々なので、英語の出来次第で出願大学が変わる場合も多くなります。各予備校の模試データの中には、実際の入試に比べ難関のボーダーラインが低くなっている場合もありますが、実際の出願は、共通テストの自己採点後になりますので、ボーダーラインが極端に低くなることは期待しない方がよいでしょう。

2)2次試験の科目について

国公立大学獣医学部の入試は意外に多様です。負担の大きい数Ⅲ、理科の2科目を学習するかどうかを含めて、慎重に考える必要があります。


① 2次試験で数Ⅲの必要な大学⇒北海道大(前期)、東京大(前期)、東京農工大(前期)、大阪公立大(前期)
②2次試験で理科2科目必要な大学⇒北海道大(前期・後期)、帯広畜産大(前期、選択問題により理科1科目受験も可)東京大(前期)、東京農工大(前期)、大阪公立大(前期)
③ 2次試験で学科試験を科さない大学⇒帯広畜産大(後期、小論文+面接)、岩手大(後期、小論文)山口大(後期、面接)、鹿児島大(後期、面接)


2023年度入試に向けて

「動物」に関する職業の中でも獣医師の社会的評価は高く、獣医学部の定員は国公立・私立合わせて17大学で約1,100人程度しかないので、高い倍率での競争に変わりはありません。国公立最難関・難関(東京大、北海道大、東京農工大、大阪公立大)は、〝動物のお医者さん〟ではなく、研究者を目指す志向が強く、私立志望者とはレベルが異なります。他の国公立大は科目の負担は異なりますが、私立大学と大きな学力差はありません。その点が医学部、歯学部、薬学部との大きな違いとも言えます。医学部同様、高いレベルでの競争となりますので、逆転が起こりにくく、共通テストでの高得点が必須条件です。得点によっては、私立大への対策に力を注ぐことも重要です。私立獣医学部との併願を考えている方は、共通テスト(1/14~1/15)と私立獣医学部入試(1/下~2/上)が近年同様に近接しているので、計画性をもって臨みましょう。

次回に続く・・・

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