2022年度
獣医学部へ行こう
「入試のポイント」 Vol.4
juuigaku.net事務局です。今回は、面接試験について情報をお届けいたします。 資料につきましては、大阪医歯学院より提供頂いています。
【獣医学部】面接試験の重要性
面接試験は、学力試験では見えない「目的意識」や「適性」を評価する重要な試験であり、動物の「命」を扱う立場の専門職を養成する獣医学部においては特に大きなウエイトを持っています。
獣医系の大学では、勉強はできるが、対人関係がうまくいかなかったり、「動物が好き」という気持ちだけが先行して、動物実験や安楽死など、現実とのギャップから途中で挫折してしまう学生もいます。また、いざ動物病院を開業しても、飼い主とのコミュニケーション不足から、クレームの対処がスムーズにできないといったケースも多く耳にします。そこで、推薦型選抜においては学力以外の要素にも重点を置く選抜方法が取られています。その一つが面接試験です。
面接試験では、適性や人間性とともに、どれだけ明確な目的意識を持っているかが総合的に判断されます。よって、「なんとかなるだろう」と面接試験を軽く見ていると、痛い目に合ってしまうことがしばしばあります。面接の評価を点数化していない大学であっても、「学科試験の成績が良くても、面接で不合格にする場合がある」が実情です。決して面接は軽視できないと認識しましょう。
面接試験の対策として繰り返し練習を行っておくことは、獣医学部 推薦型選抜の必須事項です。
礼節・態度・言動は、一夜漬けでは身につきません。よって、常日頃から丁寧な所作や言葉遣いを意識しましょう。そして、よく聞かれるような質問に対しての回答をイメージして、対応力を培うことが大切です。
次回に続く・・・